本日もよい天気でしたね。
こちら北の果ての大地も、最高気温は5度以上になり、積雪も1桁になり、いつもよりも早い春の訪れを感じます。
海が見たいので、道道444号線をひたすら西に向かい、稚咲内(わかさかない)へ。
原野が広がり、さえぎるものが全くないので、爆風に悩ませられることが多いこの道も、本日はちょっと冷たい風がぴしゃんと全身に当る程度で。
春を全身で感じながら、ほぼ平坦な道を、一定のペースで淡々と進みます。
利尻が見えると、ホントに毎日でも走りたいすばらしい道なんだけど、見えないとその魅力も半減。
とりあえず、漁港でたたずむこと1分。
特にやることもないので、来た道を戻ります。
サロベツ原野はひたすら何もなく、地平線が見える。
地平線を見て、のび太くんが、「ちだいら線ってどこを走っている電車なの?」と聞いて、パパを愕然とさせたエピソードをなぜか思い出した。
多分、もう一回か二回は降るんだろうけど、北海道で三月からアスファルトの上で自転車に乗れるのはうれしいね。
30kmぐらいの距離でも、妙に新鮮に感じられる。
いや、去年そうだったように、この風光明媚な道道444号線も、3回も走れば飽きるのはわかってるんだが。
それでも、ひとりで静かで豊かな、孤独な自転車遊びはいいものだよ。
さようなら。