こんな真冬に水泳なんてやってる場合じゃないんですが、またまたTIスイムのDVDを買ってしまいました。
今回のDVDのポイントは「ランドリハーサル」という陸上練習用のDVDが付属していること。
地元のプールが閉鎖されていて、思うように練習ができないこの時期でも、陸上でイメージトレーニングしようという作戦だ。
というわけで、DVDをサラッと見て、イメージトレーニングもバッチリなので、稚内のプールに行ってまいりました。
これで100m2分ペースでビュンビュン泳げるようになれるに違いない。
……、まあ、実際に泳いでみると、そんなうまい具合に行くわけがなく、相変わらずの100m5分ペース。
もう、遅くてイヤになっちゃうね。
隣のレーンで、私の倍のスピードで平泳ぎなんて泳がれた日には、私は泳ぐ資格がないのかしらと、どーんと落ち込むわけですよ。
んなわけで、ここは基本に返るべきかと、TIスイムドリルを試してみることにしました。
上の写真の左の紙の内容ですね。
・スーパーマングライド(床を蹴ってからの伏し浮き)
びっくりするほどすぐ沈む。
多分、ここが根本的にダメだから、何をやってもうまくいかないのだろう。
胸に体重を乗せるって感覚が、よーわからんね。
25m到達するのに、6回のグライドを必要とする。
・スケーティング(伏し浮きから、腕を一回掻く)
これまた進まない。
掻いた腕がスカスカする感じ。
これではダメだと、伸びているほうの腰をグイッと入れてみる。
すると、あーら不思議、ギューインまでは行かないが、そーっと腰の回転がネジを回しているような感覚で、さりげなく前に進んでいるではありませんか。
・アンダースケート(体の下から腕を伸ばして、前に進む)
スケーティングの要領で、腕を伸ばすときに、腰をグイッとひねると、前に進む感じ。
ただ、一瞬前に進むが、すぐに止まってしまうのが難点。
・スィートスポットブレス(斜め上を向いて深呼吸)
左の息継ぎが全くダメなので、左回転で練習。
一瞬上を向いて呼吸することはできるが、すぐに脚が沈んで姿勢が崩れて、そっからクロールの姿勢にうまく立て直せない。
ということで、ドリルをやってから、もう一度クロール。
腰を入れると、確かに進む感じがするが、それは一瞬のことで、スイーッと滑るように進む感じはなく、力づくで何とか進んでいるような感じ。
何か腰がだるくなり、これで長距離泳げるのかと疑問に思ったりする。
更に、左呼吸クロールにチャレンジ。
ブレスの度に体が沈み、おぼれているのか泳いでいるのか自分でもよくわからんが、25mは足をつかずに泳ぐことができる。
しかも、驚くべきことは、右ブレスのときと大してスピードが変わらんというか、むしろストローク毎の進む距離は伸びているような気がする。
この不思議な現象は、一体どういうことなのか。
右の掻きが、左で沈みそうになるのをカバーしている程に、しっかりされているのかねえ。
そんな感じで、プールに行くたびに落ち込む現状ですが、去年の今頃に比べたらかなりましなので、今後もDVDを使って「エアスイム」を取り入れながら、週1回ぐらいはプールに行ければいいなあと思います。
さようなら。