その1 その2 その3 その4
実際の大阪マラソンは1週間前にとっくに終わっていますが、ブログ上ではようやくスタートを切りました。
しかし、ここであせってはいけません。
スタートが切られても、渋滞で全然進みませんわね。
Cブロックの北海道マラソンでは2分ぐらいでスタートラインをまたぐことができたので、Dブロックの大阪は3分ぐらいかなあと思ったけど、まるで進まず。
「はよせんかい」と思っても、こればっかりはしょーがないのだよねえ。
スタートロスが嫌だったら、こんなマンモスマラソン大会なんか出ないで、もっと小規模の大会に出ればいいわけで。
で、結局号砲からスタートラインをまたぐまでは5分11秒。
この時点で自己ベスト狙いは、ちょっと無理かなあと。
しかし、実際にスタートし出すと、コース幅が広いこともあってスムーズに進みます。
最初の1kmが5分39秒と、サブフォーペース。
いいですね、こんな感じで行っちゃいましょう。
特に作戦らしき作戦は立てず、ひたすら流れに沿って進みます。
ただ、道マラで給水に失敗し、脱水症状を起こしかけたので、のどが渇く前に、手持ちのボトルでポカリをちびちび補給します。
ちなみにコースはこんな感じ。
私は事前予習はほとんどしないで、ゴールしてからようやく復習したんですが、折り返しがやたら多いですね。
道内だったら、ハーフだけど「たきかわコスモスマラソン」のような感じかな。
高低差はほとんどなく、ほぼ「ど平坦」。
コース的には十分記録狙える感じですね。
そんなわけで、最初のうちはちょっとアップダウンのあるコースを、大体1キロ5分20秒ペースでずんどこ進みます。
5km地点の通過タイムが31:52(ラップタイム26:41)。
給水はしっかり取ります。
今回はボトルのポカリの他にも、給水所はフル活用する作戦で。
25度ぐらいの気温があったので、道マラのようにスポンジがあるとうれしかったんですけどね。
ゴミ箱が近くにあったので、道マラのように一面紙コップだらけという光景はありませんでしたね。
コース上に捨てられた紙コップがゼロというわけではなかったですが、走行に支障のない程度です。
道マラもゴミ箱の位置さえきちんとしていれば、もうちょっと紙コップ地獄は解消できると思うんだけどね。
本当に作戦も何も考えてなかったんだけど、とりあえずハーフ地点で1時間55分を超えなければ記録狙い、そうじゃなければファンランって感じで考えてました。
スタートロスはあったけど、やっぱサブフォーは目標にしたいなあと。
1キロ5分15秒ペースに上げていきます。
6km地点で、御堂筋に入ります。
とは言え、大阪のことをまったく知らない私は、特に御堂筋を意識することもなく、淡々と進みます。
前の方のブロックだけあって、派手な仮装は見当たらなかったですね。
忍者とか地味なのが、ちらほらいる程度でした。
野球ユニはそこそこいました。
カープ女子がいたり、あと、ソフトバンクが多かったかな。
地元の割に阪神ユニは少なかった気がします。
筋金入りの阪神ファンは、マラソンなんか出ないで、甲子園での応援に専念しているのだろうか?
あと、巨人ユニの人は、沿道から石投げられんかったのだろうか?
そんな中、コンサドーレユニフォームの人が見えて、「ああ、この人も北海道から来てるのかね?」と思いつつ、特に話しかけることもなく。
ええ、私シャイなんで、自分から話しかけることはしないんです。
道マラ同様に、沿道から「くまモーン、くまモーン」と声援をいただきパワーに変えます。
応援があるから、マラソンは頑張れるのだ。
普段サロベツの地で、黙々と一人で走ってきたのが報われたような気分になりますね。
感謝、感謝です。
感謝しながら、御堂筋を外れて、知らない通りを進んで10km地点。
アミノバイタルPRO1本補給。
10km地点通過タイム58:05(ラップタイム26:13)。
もうちょっと抑えてもいいのか、このペースでいいのかようわからん。
とりあえず、行けるとこまで行ったれ!
更にペースは上がり、1キロ5分10秒ペース。
周りに流されているだけで、そんなに急いでいるわけじゃないんだがね。
普段の練習よりもハイペースなんで、一体どこまで持つのか不安だが、そこでペース調整できるほど器用じゃないわけで。
で、11.2km地点で唐突に折り返し地点が現れる。
まだ1/4ぐらいなのに、「折り返し」と言われてもピンと来ないのう。
んなわけで、1つ目の折り返しを過ぎ、レースは中盤に向かう。
(
つづく)